まつ毛エクステのグルーが目に入ったように痛かったという経験がありますか?
私も数多くのエクステサロンへ行きましたし、何千人と施術を行って来ましたがそんな経験は受けたことも起きたこともありません。
まつ毛エクステののトラブルの中に、私たちアイリストが思わずギョ!!っっとするトラブルもお客様から聞くことがあります。
初めて当店を利用するお客様とお話しているとき(カウンセリングの際に)「他のお店でまつ毛エクステのグルーが目に入ったことがあるんです」という方がいらっしゃいました。
まつエクのグルーは目に入るのか?入ったらどうなる?
グルーの揮発成分でぴり!っとしみることはよくあることで、グルーをつけたエクステの毛をまつげにつけようとするとき、眼球に近づきすぎたりすることで、痛い!となる場合があります。
その際に目にグルーが入ったと感じる方がとても多いです。
ドライアイで眼球が乾燥しているとなおさらとてもしみたりして、まつ毛エクステへの知識の浅い人やインターネットの情報を鵜呑みにしてそれをまつ毛エクステ施術中に技術者にグルーを目に入れられたことがある。と勘違いしやすいのです。
実際に目にグルーが入るということは、どんな新人さんでも98%は考えられません。
グルーは垂れたりするほどの液体ではありませんし、垂れたり飛んだりするほどの量はエクステ毛には付けることが出来ないからです。
スクールで学んだり、先輩の研修などを受けたアイリストの施術では考えられません。
グルーが目に入ったらもう目は開けられ無いほどの痛みが起こる
それでも、独学でサロンを経営している元美容師や、きちんと学ばなかった経験の浅いアイリストの施術では、信じられないですがグルーが目に入ることはあるのかもしれません。
施術者は初心者中の初心者か居眠りでもしていると、入ってしまうのかもしれません。
そこで仲良くしていただいている眼科の先生に実際にグルーが目に入るとどうなると思うか?と尋ねてみました。
きっと眼球は衝撃的に痛いと思うよ。やけどのように激しく痛く悲鳴を上げるほどの痛みが走るでしょうね。その後は目をあけることが出来ないと思うよ。と眼科の先生
このような痛みを施術中に受けた場合は中断して即眼科へ行きましょう。
それ以外の場合は揮発成分での痛みもありますので様子をみて、おさまらないようであれば眼科を受信しましょう。
グルーは透明と思っている方も多いですがグルーは墨汁のように真っ黒です。これは安全性のために、透明の接着剤にカーボンで着色しています。
グルーが入ったお客様のお話を詳しく聞いた
『翌日男の子との飲み会が急遽決まって、その日はどうしてもまつ毛エクステをつけたくなってしまって、でもよさそうなサロンがどこも空いていなくて。』
『あまり高いところもいきたくないし、でもまつ毛エクステつけたいし・・とおもってつい、安めで当日空いていたサロンにいったらこんなことになりました。。』
『上手そうな人が良かったけど居なくて明らかに新人だったから最初からふあんではあったんですけどね』
『あとは持ちをよくしてほしくて、出来ないって言われたけど無理言ってグルーを多くつけてと言っちゃったんですよ』
経験のあるアイリストの施術では、施術のテープワーク、グルーの量、距離、施術がきちんとしているので決してグルーが目に入る事は無いと思います。
経験の浅いアイリスト
まつ毛エクステのサロン増加に伴ってアイリストが不足して、まつ毛エクステの施術経験が浅く研修もしっかり受けていないようなアイリストが急増しています。
私が以前勤務たことのあるまつ毛エクステサロンは未経験で入社したスタッフが入社後1ヶ月マネキン&モデルさんを数人練習しただけで実際にお客様に施術していました。
美容師免許を持っていても、まつエクに関しては未経験。
すべてにおいて知識の浅い人間が眼球わずか数ミリに位置で目に入ると失明しかねない行為を行うということに衝撃を受けオーナーに指摘したことを覚えています。
私は即退社をさせて頂きましたが、まだそのサロンは営業しているようです。大手で有名なサロンです。
このようなサロンは悲しいですがたくさんあって、少し研修を行うだけで簡単にディプロマを発行して稼ぐ技術者や、そのディプロマを飾って安心感をプラスするサロンも急増しています。
そのようなサロンではトラブルが起こる危険性が高いですね。ディプロマが飾ってあっても安心してはいけません。『あくまでも研修を終了しました』という意味。
大切なのはディプロマではなく、【中身=カウンセリングと技術力】です。
たくさん広がっているまつ毛エクステ(マツエク)業界、そんなことが無いことを祈るばかりです。

